Expressions on Ice Show ショーの会場は、普段、コンサートやバスケのコートに使用されている所なので、結構広い。客席は、大体3/4くらい埋まっている。私達は2列目だったのだけど、ショーが始まってからも最前列の席が空いたままだったので、5人(kanakoさん、Megちゃん、AYDGの2人、私)でそっちに移動することに。やはり、最前列は見やすい!私達が座っていた2列目のシートにはLaurieたちが移動してきて、そこら辺一帯はAYDGメンバーばかりということになった。オープニング Safri Duoの曲にのせて、出演者達が司会者に紹介されていく。アリョーシャは、もちろんトリで、最新のストレートラインステップを披露してくれた。これは、多分、新プログラム内のものとも違うと思う(けど、よくわからない)。とっても軽快なステップで、手の動きもなかなかリズミカル。この分じゃ、新しいプログラムがすごく期待できそうとワクワクしてきた。 アリョーシャのOvercome 最初の曲は、みんなの予想に反してOvercome。てっきりWinterか、仮面の男を期待していたので、少しだけがっかり。(そのどちらかを、生で見てみたかった・・)演技が始まる前に、リンクの脇で動作確認を何度もしていたのは、久しぶりにすべるからかな? いつものように、黒半そでTシャツに黒いズボン。 ジャンプは、3 Toe、3 Axel, 3 loop をしようとして2 loop, 3 toex3 toeのコンボ、3 loop。最後の3 loopは、失敗後の再挑戦で無事、成功。3x3は、やはり本当に素敵。おもしろいと思ったのは、回転しながらジャンプするのではなくて、一度ジャンプしてから、空中で力で回転をしてるのが、素人の私にもはっきりわかるところ。それでも飛距離がかなりあるから、すごく大きなジャンプに見える。エレメントは、一つ一つに余裕があるけど、オリンピックや長野世選の時のような力強さは無い気がした。やっぱり、疲れてるんだろうなぁ。 新プログラム Played A Liveにのせての軽快なダンス。心配していたリズム感は、みごと、曲にはまって、ノリノリで踊っていた。とにかく、手の動きがおもしろい。シフトを動かす動作や、頭の上で手をヒラヒラと動かしたり、ハンドルを下から握って動かす仕草、どれもかわいらしくて、すごく速い。観客へのアピールがすごく多くて、ユーモラス。(「くるみ割り人形」の時みたいに、投げキスが多い。それも、ふざけた感じで!)でも、当初言われていた「HipHopダンス」という雰囲気とは、違う気がする。それより「サーカス」をもっともっと今風に軽快にした感じ。なにより、本人がものすごくノリノリなのがこっちにも伝わって、客との一体感が生まれた!Laurieによると、今日のアリョーシャは、観客がのってるのがわかって、いつも以上に音楽にのれていたらしい。観客の反応にすごく敏感なのだそう。gerryによると、DaytonaでのCampbellのショーでは客のノリがいまいちで、今日のようなアリョーシャの活きの良さは無かったと言っていた。調子いい日のアリョーシャが見られて、幸せ! 衣装は、9月に紹介されていた黒いつなぎにホイールの絵ではなく、前面が赤一色、背中にいろんな色の千鳥格子の柄が入ったシャツに黒いズボン。もちろん悪くはないんだけど、競技会で着る衣装にするんだったら、もっと派手にした方がいいかもなぁ。あの赤シャツだったら、普通の生活に着てもおかしくなさそうなくらいだもん。スケアメ、スケカナでは、どんな衣装になるのか、楽しみ。 ステップは、Winterほど速いわけではないと思うけど、私が目で追いかけるには精一杯。さすが、Formula 1 (F1)という題名だけある。最前列で見ていたのに、氷を削る音も聞こえず、ものすごいスピードで舞うように通りすぎていった。でも嬉しいことに、曲の途中で、ちょうど私の正面に彼が向いたとき、私が最前列で振っていたバナーに気づいてくれて、「あ!」という表情の後に、素早く私の目を見てにっこりしてくれた。多分、それは0.3秒にも満たない出来事だけど、すっごく嬉しい!!作って本当に良かった。その日はバナーを振ってたのが私だけだったので、見えやすかったのかな。(でも隣に座っていたMegちゃんは、それに気づかなかったと言ってたので、私の思い込みの可能性も!)ステップやエレメンツには、まだまだ余裕があるようなので、今後、内容がますます強化されていくんだろうな。楽しみ。 ジャンプは、3 toe, 3 axel, 3 rutz。 曲の最後に、「Yes!」ポーズ。 もちろん、最後には、客席はスタオベだらけで、アリョーシャも嬉しそうだった。 その他の出演者アリョーシャ以外の出演者の演技は、正直、あまりよくわからないので、あくまでも私の印象に残ったこと。 Silvia Fontana ベリーダンスのように腰をくねくねした演技がセクシー。アラビックなのかと思ったら、イタリアで5回もナショナルチャンピオンになってるらしい。フィナーレのときに、Silviaの腰くねくねをアリョーシャが真似して可笑しかった。 2回目の演技では、Safri Duoの曲で踊ったので、Laurieが「アレクセイがびっくりして、ぼくのSafri Duoなのにって、やきもち妬いちゃう!」と笑ってた。 Jozef Sabovcik 細身で背が高くて、手足が長いので、ジャンプがすごくダイナミック。(Laurieの話によると、ジャンピング・ジョーというあだ名があるほど、ジャンプに定評のある人らしい。)足で氷を蹴った後のストロークが、すごく長い。この人の演技の時は、必ずアリョーシャもリンクサイドで演技を見ていた。他の人の演技中には、Joとアリョーシャがおしゃべりをしていて、アリョーシャが肘でJoのお腹をつついたりして、かなり仲よさそう。 Naomi Lang & Peter Tchernyshev 男性の服(白いシャツで胸のあたりまでボタンをはだけてた)がすごく素敵で、アリョーシャにもあの格好をしてほしいなぁ。演技は、すごく激しくて、真近で見ると、アイスダンスってこんなに運動量の多いものなんだって驚いた。(これまで、テレビで見てる分には華やかできれいな印象だったから、あまりハードワークって感じがしてなかった。)なぜか、男性スケーターと何度も目があった。やっぱり最前列の席っていいなぁと妙なところで感動。これがアリョーシャだったら、感動なんてもんじゃなかったろうけど。 Vladamir Besedin & Alexei Polishuk アイスリンク上でのアクロバットってどういうものなのか想像できなかったけど、すっごくおもしろい。1曲目は、トービル&ディーンのボレロの始まりと同じ動きでボレロを踊る。一方が相手の肩や背中の上に立ったり、頭の上で片手で逆立ちしたり。2曲目は、白鳥の湖。これも楽しくて、笑いっぱなし。 Lucinda Lue ボレロの現代アレンジバージョンを踊る。体がすごく柔らかくて、スパイラルがとてもきれい。2曲目は金色の全身タイツ衣装(モジモジくんの様)で、金色の銅像が動いてるみたい。でも、本当にスタイルが良くて、本来なら笑える格好なのに、なかなか素敵に着こなしていた。 Ekaterina Gordeeva 東欧(?)の民俗音楽に合わせた、かわいらしい滑り。ジャンプは2回転をいくつかだけだけど、十分見せてくれる。 Kristi Yamaguchi アリョーシャの次に人気があって、たくさんのスタオベをもらっていた。1回目は、60年代風の衣装でオヤジダンサーズのような踊りなんだけど、ちっともいやらしさがなく、すごくきれい。ジャンプは調子悪かったけど、すごくきれいなスケートだった。 2回目の演技の最中に、アリョーシャが舞台裏から出てきて、リンク脇でウオーミングアップを始めたから、そっちに夢中で、Kristiの演技はほとんど見れなかった。 アリョーシャの、このウオーミングアップが、ものすごくおもしろい。屈伸をしていたかと思うと、急にKristiの演技に拍手したり(それも観客とは違うタイミングで)、テーブルの端を握って腰をフリフリしていたかと思うと、近くのJoとお話しだしたり・・。NBCが発売しているオリンピックのビデオに納められている、アリョーシャのOvercomeからWinterへの着替え中のダンスを彷彿とさせる動きまであって、もう、目が離せない。急に腕を広げて隣の人にぶつかった時は、謝っていた(ような動作だった)。 フィナーレ 司会者に紹介されて、出演者全員が出てきて、ジャンプやスパイラルを少しだけする。アリョーシャは、2人の女の子にはさまれて、腕を組んで出てきた。アリョーシャが3 toe x3 toeのジャンプをすると、客席から大拍手。ものすごーく高くて、その高さに改めて驚いた。 最後に出演者みんなで客に手を振って挨拶。挨拶の終わり近くになって、私もバナーを振っていると、なんと、アリョーシャが私のバナーを確認した後、こっちを見て笑顔で手を振ってくれた。(今回は、目撃者がいっぱいいて「良かったねー」と言ってくれたので、本当だと思う。) きゃぁぁぁぁぁぁぁ。またもや、大感激!!AYDGで言われてるLaLa-Land(至福の境地って感じ?)に飛んでいってしまった。それもこれも、バナーのおかげ。ありがとう、バナー。 ショーは、「Alexei Yagudin Presents」と銘打ってる割には、アリョーシャの出番が2曲だけってのが寂しかった。もう少し、登場してくれてもいいのになぁ。でも、とにかく、新規SPでノリノリのアリョーシャが見られただけ、良かった。すごく楽しい演技なので、今後、もっと改良されたら、Winterを越えるものになるかも!とショーの後、BarでAYDGの人たちとお話した。 Barにて 今回の旅で、アリョーシャに会えたことは一番の目的であり、喜びだったけど、AYDGのメンバーに会えたのも楽しかった。Laurieの顔は写真で知っていたけど、それ以外の人たちは知らなかったので、これで名前と顔が一致した。みんな、割と年齢層が高くて、多分40代が一番多かったように思う。(あ、でも、欧米人って年上に見えるから、本当はもっと若かったりして・・) LaurieとKimはビールとジントニックが大好きで、レセプションでもしこたま飲み、ショーを鑑賞中もビールを飲んでいたっけ。リンクに近い席で結構寒いのに、タフだなぁ。 Barでは、今日のアリョーシャの演技の出来から始まって、モロゾフさんの話、アンドレイ君の話、練習リンクの話、アリョーシャの彼女の話で盛り上がった。Laurieは、「今、アリョーシャには、彼女はいない!忙しすぎるから。」と断言。「そろそろ彼女の一人でも出来ないと、いろんな面でまずいんじゃないの?」と誰かが言ったのがおかしかった。みんなのお話があまりにおもしろくて、ずっとそこにいたかったけれど、深夜1時を過ぎていたので、宿泊するホテルに帰ることに。(まだチェックインさえしていなかったし。)「明日、日本になんか帰りたくないー。」とみんなに言ったら、「よし、じゃぁ、日本の家族は捨ててアメリカに移住ね。」と言われた。はぁ、それができたら、どんなにいいか・・。(しないけど!) 帰り道 すべてのイベントが終わって、アリョーシャとの初面会を果たし、さぞ幸せいっぱいな気分になるかと思っていたら、なんとなく落ち込んでいる自分がいた。なんでだろう?あんなに、すごすぎる経験をいっぱいしたのに・・。でも、それは私だけではなくて、同行のMegちゃんも一緒だったらしい。「終わっちゃったねぇ。」と帰りの飛行機の中で、2人で何度もため息をついた。きっと、あまりにも濃密な時間が終わっちゃったから、心がうまく対応できないんだと思う。でも、1泊3日でアメリカのショーを見に行けるというのがこれでわかっただけでも、しめたもの。今後のアリョーシャ鑑賞強行軍ツアーに向けて、貯金と体力をためなくちゃ!!
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